BSE騒動で、「どんな餌を与えているんですか?」ってゆー質問のメールがたくさん送られてきます。この場を借りてキッチリ情報公開させてもらいます! 餌の配合や与え方は、生産者によって個々に異なります。 『牛飼いのおっちゃん』たちには、それぞれのノウハウがあって、季節や肥育期間、牛の個体差もあって一概に言い切れないし、生産者によっては独自の餌の配合ノウハウを公表したくない、という人がいるのも事実です。 でも、時期が時期だし、懇意にしてもらってる『牛飼いのおっちゃん』に無理言って、ホームページ上で公開することを許可してもらいました。(事情を理解してくれて、快諾してくれました。円座町の山下さん、ありがとうございました!) ウチで取り扱っている牛さんはこんなもん食べてます! 穀類(とうもろこし、大麦、米粉etc) 63% そうこう類(コーングルテンフィード、ふすま、米ぬか) 19% 植物性油かす類(大豆油かす) 5% その他(アルファルファ、糖蜜、食塩、有効微生物群etc ) 13% ね、肉骨粉はおろか、動物性飼料は使ってないでしょ? 元来和牛には肉骨粉のような濃厚飼料は与えないもんなんですよ。 和牛は長期肥育するため、肉骨粉のような濃厚飼料を与えると、その後の食欲がなくなって、かえって体重が減少したり発育に悪影響がありますからね。 短期飼育で牛乳をたくさん搾りたい乳牛には以前使用されていた例もあるようですが…。 (現段階で日本で見つかったBSEの感染した牛、全部乳牛種です) 感染経路として一番疑われている肉骨粉がBSEの発病原因だとすれば、『讃岐牛』は安全です!(少なくとも僕が見つけてくる牛は絶対大丈夫!) 安心してお召し上がりくださいませ。 (そもそも脊髄や目玉や脳味噌食べなきゃ大丈夫なんだけどね…)